広島大学文学部紀要, Bände 14-16広島大学文学部, 1958 |
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Seite 207
... デカルトは 1649 年 2 月のモーア Morus に宛てた手紙にも、人間精神は、事物や真理の mensura でなく、肯定し否定することの mensura だ、と述べ( à Morus , 5 février 1649 , A.T. , V. p . 272. )、デカルトの形而上学の定めている二つの領域の相違を ...
... デカルトは 1649 年 2 月のモーア Morus に宛てた手紙にも、人間精神は、事物や真理の mensura でなく、肯定し否定することの mensura だ、と述べ( à Morus , 5 février 1649 , A.T. , V. p . 272. )、デカルトの形而上学の定めている二つの領域の相違を ...
Seite 214
デカルトのこの説は、とくに、自然学を、神学から解放しようとする方向へ向っている。すなわち、人間のもつ認識が、神の有し ... デカルトの烈しい願いであった。このデカルトの願望は、人間の認識がどのような認識であれば、成就されるか。疑いもなく ...
デカルトのこの説は、とくに、自然学を、神学から解放しようとする方向へ向っている。すなわち、人間のもつ認識が、神の有し ... デカルトの烈しい願いであった。このデカルトの願望は、人間の認識がどのような認識であれば、成就されるか。疑いもなく ...
Seite 217
... デカルトを誤解した人は少くない。現代でも、マリタンは、デカルトが、悟性の機能の一形態である数学的悟性作用だけしか知っておらず、神を仰いで自己を高めようとの人間の内面的前進的な向上心を認めておらないために、単に、外延的な学問を作り上げて ...
... デカルトを誤解した人は少くない。現代でも、マリタンは、デカルトが、悟性の機能の一形態である数学的悟性作用だけしか知っておらず、神を仰いで自己を高めようとの人間の内面的前進的な向上心を認めておらないために、単に、外延的な学問を作り上げて ...
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