広島大学文学部紀要, Bände 14-16広島大学文学部, 1958 |
Im Buch
Ergebnisse 1-3 von 52
Seite 36
... 源氏物語の一部は完成していたと見られる寛弘四・五年( 1007 , 1008 )以後の二百年間に一―おそくとも平安末期までには流布し ... 源氏物語の唯一の難点だと一人がいう。これに答えるもう一人の登場人物は「紫式部が法花経をよみ奉らざりけるにや」と問うて ...
... 源氏物語の一部は完成していたと見られる寛弘四・五年( 1007 , 1008 )以後の二百年間に一―おそくとも平安末期までには流布し ... 源氏物語の唯一の難点だと一人がいう。これに答えるもう一人の登場人物は「紫式部が法花経をよみ奉らざりけるにや」と問うて ...
Seite 40
... 源氏目録は後人の追加と考え、無名草子はこれを源氏物語本来のものと一括していたことになる。相互に見解を異にしていたのである。この両者の源氏物語を認識する立場の相異は、どのように解釈出来るかを次に考えたい。 II 「源氏物語の類」とその系列化の ...
... 源氏目録は後人の追加と考え、無名草子はこれを源氏物語本来のものと一括していたことになる。相互に見解を異にしていたのである。この両者の源氏物語を認識する立場の相異は、どのように解釈出来るかを次に考えたい。 II 「源氏物語の類」とその系列化の ...
Seite 41
... 源氏目録も取り上げなかった。伊行が源氏釈の中で取上げた「桜人」の巻は、源氏目録で後人の作と記され、定家はこれを無視した。無名草子が源氏物語本来のものと同格に扱った「巣守」を、釈・奥入は無視し、白造紙の目録は後人の作とした。白造紙の源氏 ...
... 源氏目録も取り上げなかった。伊行が源氏釈の中で取上げた「桜人」の巻は、源氏目録で後人の作と記され、定家はこれを無視した。無名草子が源氏物語本来のものと同格に扱った「巣守」を、釈・奥入は無視し、白造紙の目録は後人の作とした。白造紙の源氏 ...
Andere Ausgaben - Alle anzeigen
Häufige Begriffe und Wortgruppen
Dickens あっ あり うか かかる かれ カント ゲーテ ここ これら シェリング ソクラテス ソフィスト それは つの デカルト でも という といふ ところ とし とも なかっ なっ など なら ならない なる において における にし によって ねば のみ ビルマ語 ファウスト プロタゴラス ヘーゲル べき また まで ミンネザング より られ れる ろう われ ゐる 以上 意味 陰陽 概念 寛永 関係 既に 客観 形式 研究 見る 源氏 源氏物語 現象 言語 更に 構造 考えられる 左思 詩人 自然 自由 主観 朱子 従って 述べ 助動詞 場合 真理 人格 人間 世界 成立 絶對 巣守 即ち 存在 太極 太田川 対し 鄭玄 哲学 道徳 如く 範疇 表現 物語 法則 無極 無名草子 問題 禮記